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そして、『擬態語』が、もうひとつのデザインのコンセプトです。きらきら、イライラ、コロコロと、擬態語の多さは、日本語の特徴です。きっとむかしの日本人には、様子や、感情が聞こえてしまうほど、感度が高かったのかもしれません。そして、「コロコロ」と、「ゴロゴロ」のように、些細な感覚の違いを、繊細に表したかったのかもしれません。

そんな日本語の擬態語の多さと自由さが、マンガの表現を豊かにしたように思います。僕が思春期のはじめ、ジョジョを読んでいたときに、ディオがキスしたときの「ズキュゥゥゥゥゥゥゥン」も、背後に誰かが立っていたときの「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」の威圧感も、衝撃的で、よりマンガを夢中にしました。コンピューターが生まれ、インタラクティブなメディアが登場し、ビデオゲームというコンテンツが出てきたとき、ものの状態や様子を音で表現してきた日本人は、その文化の特徴を、フルに発揮できたのかもしれません。レベルアップした時や回復した時のように、状態や様子が変わったときのすばらしい音のおかげで、ゲームも人生もはるかに魅力的になります。

そんな、今、アキバで遊んでいるメイドさんや、アイドル達は、あまりにも、自由に、そして多様に、クリエイティブに擬態語を生んでいっています。

古典の時代から、自由で、様々な擬態語を生んできた日本語。もし、そんな自由で様々な日本語を生んだ先人達に敬意を払うなら、日本語という文化を受け継いでいるのは、秋葉原で、遊んでいるメイドさんたちかもしれません。

僕たちは、日本の先人から、マンガやアニメ、ゲームを創って来た人々、そして、今、アキバで遊んでいるメイドさんやアイドル達に、敬意を払って、今回は、擬態語をデザインのコンセプトにしました。グラフィックを構成する絵文字から、実際、叩いたり、飛んだりしたときに、鳴る音まで。なんちて。 


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